水瓶座の基本知識|水瓶座のエネルギータイプと神話ストーリーを簡単解説|




水瓶座は、1月21日~2月19日頃生まれの人。

水瓶座についての基本的な知識をまとめています。

水瓶座の大まかなエネルギータイプや、その背後にある神話的ストーリーなど、水瓶座についての基本的なことがわかると全体像がつかみやすくなります。

水瓶座について

水瓶座は、1月21日~2月19日頃生まれの人。
このカテゴリーでは、水瓶座についての一般的な知識をまとめています。

水瓶座は12星座のなかでも一番個性の強い人たちだといわれます。

水瓶座の背景に流れている物語やエネルギーのタイプなど、基本的な性質がわかると、さらにその全体像がつかみやすくなるかもしれません。

その星座特有の価値観は、一生を通してほとんど変わることのない感覚ですが、人生の方向性・目標などは、時が経つにつれて変化していきます。

若いうちはピンとこなくても年齢を重ねるにつれ強まっていく性質なのです。

水瓶座の分類

星占いで用いられる12星座は、それぞれの性質や行動傾向によっていくつかの分類にわけることができます。

水瓶座が本来どのような性質を持っているのかを知ることで、より理解しやすくなります。

2区分

水瓶座は男性的
12星座を陰陽で分けると、水瓶座は「陽」となります。

「陰」を女性的、「陽」を男性的、と置き換えて考えるとイメージが掴みやすいかもしれません。

本質的には能動的で、自分自身を外側にむけて表現していこうとするタイプです。

3区分

水瓶座は不動
12星座を、活動宮、不動宮、柔軟宮と3区分で分類すると、水瓶座は「不動宮」となります。

水瓶座は軽やかでさっぱりしているイメージがありますが、じつはそれは表面的なものといえるかもしれません。

実際は、確固とした意思と決断力をもっているので、一度こうと決めたらなかなかそれを変えようとしません。

考え方に柔軟性があるのであまり頑固には見えませんし、協調性があるようにもみえますが、それは水瓶座が決断するまでの間。

自分の考えを理論的に信じているので主体的で、他人から影響を受けることがあまりないのです。

周囲からどう見られるかではなく、自分の考えや価値観を大切にします。

行動は外交的ですが、思考的には内側に向かっているといえます。

水瓶座の人は、だれとでも公平につきあえるタイプの人が多いのですが、その価値観をつよく否定されたりすると、急に議論を展開したりして本来の頑固さを発揮したりします。

4区分

水瓶座は「風」の星座
12星座は火の星座、地の星座、風の星座、水の星座と分けることができ、水瓶座はこのうちの「風」のグループに入ります。

火は「直観」
地は「感覚」
風は「思考」
水は「感情」
を司ります。

これらは、その星座の考え方の傾向といえるでしょう。

「風」は、目に見えないけれどもたしかにそこにあって、どこにでも行くことができます。

風の星座は、思考、コミュニケーション、交通などと関連があります。

どれも風のように形はないですが、さまざまなものを結びつけることができるものです。

風の星座のグループ(双子座、天秤座、水瓶座)の中でも、水瓶座は最も感情に左右されにくく、客観的論理を重んじるといえるかもしれません。

感情に流されそうになったとしても、理性で判断しようとするのが水瓶座です。

感情的にならずに物事を観察したり描写するのは水瓶座の得意なことでしょう。

また知識や情報を集めるのが好きですが、とくに物事の原因や、その意味を理解することに熱心です。



水瓶座の神話

水瓶座はギリシア神話にでてくるトロイアの王子が持つ瓶だとされています。

王子はガニメデウスといって、金色に輝くばかりの比類なき美少年。

ガニメデウスは人間ですが、彼の美貌は神々の国でも評判になっていました。

ある日、ガニメデウスが牧童として丘の上にいると、一羽のとても大きくワシが舞いおりてきて、彼をつかまえると神の国オリンポスへとさらっていってしまったのです。

このワシは、じつは男女関係なく美人/美少年が大好きなゼウスが姿をかえたもの。

神の中の神であるゼウスは欲しいものはなんでも手に入れるクセがあるのです。

王に愛された美少年
トロイアの国王であるトロスは、自分の愛する息子が巨大ワシに連れ去られたことを知り、嘆き悲しみ、涙にくれる日々が続きました。

神の国オリンポスに連れて行かれたガニメデウスはというと、永遠に終ることのなく続くオリンポス宮殿の毎夜の宴で給仕役としてゼウスに仕えることになりました。

ゼウスが世界で最も美しい少年を傍にはべらせたかったわけです。

人間のなかでも最も美しい少年とたたえられたガニメデウスは、ゼウスによって永遠の若さとさらなる美をあたえられて輝くばかりの美しさだったといわれます。

のちに、父であるトロス王は、ガニメデウスがオリンポスの宮殿でゼウスに仕えて元気でいることを知らされてほっと胸をなでおろしたのでした。

水瓶座の瓶(かめ)はガニメデウスが手にもっているもので、神の宴で使われる酒器です。

この水瓶の中には、無限の英知をたたえる神の水がいっぱいに入っており、流れる水はこの世を浄化していく聖水ともいわれます。
また別の説では、酒器の中身はネクタルという不老不死の神酒ともいわれます。

永遠の若さ
水瓶座は男性宮だということは「水瓶座の分類」のページでお話しましたが、水瓶座に関してあえていうならば、男性の中でも若者といえます。

美少年ガニメデウスを神話としてもつ水瓶座は、男女かかわらず中性的なタイプが多いといわれます。

また水瓶座は、さらりとしたクールな美男美女が多いことでも知られています。

少年のような気質やムードをずっと持ち続けるのが水瓶座です。

知識の水をたたえた瓶(かめ)をもつ美少年というのは水瓶座の特徴をよくあらわしているといえます。

なお、水瓶座はじっさいの天体としては、秋の星座になります。

空では、水瓶を右手にもち、その左側に美少年ガニメデウスの体があり、その左下に知識の水が流れでています。

水の流れの先にあるのが一等星のフォーマルハウトで「みなみのうお座」へとつづいています。

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