牡羊座について基本知識|牡羊座のエネルギータイプと神話ストーリーを簡単解説




牡羊座は、3月21日~4月20頃生まれの人。牡羊座についての基本的な知識をまとめています。牡羊座の大まかなエネルギータイプやその背後にある神話的ストーリーなど、牡羊座についての基本的なことがわかると全体像がつかみやすくなります。

牡羊座について

牡羊座は、3月21日~4月20頃生まれの人
ここでは、牡羊座についての一般的な知識をまとめています。

牡羊座は12星座のなかでも一番勇気があり、冒険心に富んだ人達だといわれます。

いつもチャレンジ精神を忘れることなく、自分の道を切り開いていきます。

その背後にある神話的ストーリーや、大まかなエネルギータイプなど、牡羊座についての基本的なことがわかると全体像がつかみやすくなるでしょう。

その星座特有の性質は一生を通してほとんど変わることのないものですが、物事に対する価値観や性格、人生の目標などは、時間と共にどんどんと変わっていきます。

まだ若いうちはあまりピンとこないかもしれませんが年齢が高くなるにつれて、もっと理解できるような性質のものといえます。

牡羊座の分類

牡羊座が本来どのような性質を持っているのかを知ることで、より理解しやすくなります。

ここでの分類は、個人の性格というよりも、その人のもつエネルギー性質や方向性を表しています。

そのため本人が自覚することはあまりありません。

しかし、これらの性質を知ることにより、自分らしいエネルギーの活用方法を見つけることができるでしょう。

2区分

牡羊座は能動的
12星座を陰陽で分けると、 牡羊座は「陽」となります。

「陰」を女性的、「陽」を男性的、 と置き換えて考えるとイメージが掴みやすいかもしれません。

陰の気が強い星座は受動的に行動しようとする性質を持っていますが、牡羊座は男性星座で能動的な性質となります。

3区分

牡羊座は活動
12星座を、 活動宮、不動宮、柔軟宮の3区分で分けると、牡羊座は「活動宮」となります。

「活動宮」は、行動的があり、 物事を始めることが得意なタイプです。

この性質が良く出ると何事にも積極的で、人生を切り開いていくことができますが、悪く出ると、あきっぽくてすぐに投げ出してしまう可能性があります。

4区分

牡羊座は「火」の星座
12星座を火・地・風・水の4元素で分類すると、 牡羊座は「火」となります。

「火」の星座は、 結果をおそれずに物事に挑戦しようとする 軽快さを持っています。

直感的で、 自分の気持ちに正直であることを大切にします。

自分の感性を信じて、 大胆な行動にでることをおそれません。



牡羊座の神話

12星座の最初に位置する牡羊座は、この世に初めて生まれた生命に似ています。

何も無いところから天地が創造されて、そこから命が生まれ、グングンと力強く育っていくようなダイナミックな生命力の象徴なのです。

牡羊座に関する神話はいくつかありますが、そのなかでもテッサリア国の王子アタマスを救った「金毛の羊」だという説が最も有力です。

テッサリア国の王子アタマスは、最初の妻である妖精ネフェレとの間にプリクソスとヘレーという兄妹に恵まれました。
しかしネフェレと別れた後に、イノーを妻として迎えました。

イノーとアタマスの間にも子供ができたのですが、自分の子供よりも立場が上であるプリクソスとヘレーのことが疎ましくなってきたのです。

そこでイノーは継子であるプリクソスたちを殺そうと考えはじめました。

イノーが最初におこなった策略は、国中の作物を枯らしてしまうことでした。

人々が凶作で飢えに苦しむようにしておいてから「王子プリクソスを生贄にささげればよいという神のお告げがあった」と神殿へ伝えたのです。

ですがこの悪巧みに気づいた妖精ネフェレは、自分の娘と息子を助けるために大神ゼウスに祈りました。

すると無垢な二人を哀れに思ったゼウスは、生贄に捧げようとする瞬間に雲に二人を包んで金の羊にのせて逃がしてやったのです。

金の羊は二人を背中に乗せて大慌てで空を駆けて飛んでいったのですが、あまりにも早く飛んだために妹のヘレーは海に落ちて死んでしまいました。

妹の死に悲しみにくれながらも、金の羊にのった兄プリクソスはコルキス国にたどりつくことができました。

プリクソスはそこで歓迎されてたいそう喜び、お礼の気持ちとして、金色に輝く羊の毛皮をコルキス王に贈りました。

そして羊はゼウスによって天に召されたのです。

二人の兄妹を勇敢に救い出した金の羊ですが、いきおいあまって妹を振り落としてしまうなど、けっこう大雑把なところがあります。

馬力はあるけれど力のコントロールが下手なところが牡羊座の性質に似ているかもしれません。

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