目次
射手座の心の強さ
情熱を信念に変える
求めるものがあるとそこにまっすぐに進んでいく射手座は、心の内側に情熱を秘めています。
射手座はその情熱をただ感じるだけでなく、自分に取り込んで信念に変えていくことができる人たちです。
望みに向けて何本もの矢を放っているうちに、自分は何に興味があり、どうやって生きていきたいのかということを理解していきます。
そして情熱の炎を燃やし続け、自分の心を照らす信念にしていくのです。
射手座が「目標を絶対に達成するぞ!」と努力し続けられるのは忍耐力ではなく情熱を基にした信念なのです。
忍耐力に欠けるところがある射手座は、無意識のうちに自分に足りないものを別のエネルギーでカバーしているといえます。
アウトサイダーを楽しむ
自分の居場所が見つけられないとか、社会に受け入れられないというのは辛いことですが、射手座の場合それほど悲観的には考えません。
むしろそういったことがあると、それをバネにして積極的に本当の自分らしさを探そうとするでしょう。
社会に溶け込めないことを嘆くのではなく、自然に受け止めたり、柔軟に考える強さがあるのです。
「自分が生まれた社会では受け入れられないなら、他のところで探してみよう」と、アウトサイダーとしてはみ出してしまった悲しみを別方向に転換しようとするかもしれません。
若いころは居場所を見つけられないことに愕然とするかもしれませんが、世界が自分のフィールドだ! と感じることができたなら、そこからが射手座の本領発揮となるでしょう。
恐怖を克服する勇気
シンプルに考えて怖いものは怖いはずですが、射手座の場合は恐怖よりも好奇心が上回ってしまうため、ドキドキしながらも近づいていくようなところがあります。
射手座は無意識のうちに自分の限界を知りたい感じているため、「ここから先へ進んだらどうなってしまうのだろう・・・」と感じると戻るのではなく一歩踏み出してしまうのです。
少し無謀にも思えますが、未知のものへの恐怖を克服することで、普通であれば得ることができないような大きな喜びを見つけることができるのかもしれません。
射手座の心の弱さ
我慢ができない
完全なる自由を愛する射手座にとって、なにかを我慢したりひたすら耐え忍ぶということは苦行を課せられたようなもの。
我慢するというのは外側に向かおうとするエネルギーを意思の力でホールドするということですが、射手座のエネルギーは明らかに外側に向いているためです。
たしかに自分に合わない事をするのはつらいものですが、現代社会で生きていくためには、やはり忍耐力が必要になってくるでしょう。
射手座は我慢すべき時と、発散するべき時の区別を付けるのがあまり上手ではありません。
人としての成長を考えるなら、自由に振舞うだけでなく忍耐力を養うことも必要になるでしょう。
無責任になることも
射手座はいつでもどこでも身軽でいたいと感じているので、余計なものを背負い込むことを嫌います。
責任感がないわけではないのですが、そこで精神的・物理的に束縛されることがいやなのです。
なにごとにも情熱をもって取り組む射手座は、じつは責任感が強すぎるあまりにそれを回避しているといえるかもしれません。
短期間であれば問題ないのですが、長期間におよぶ重要な任務などは途中で投げ出してしまいたくなる可能性もあるでしょう。
順調に仕事をしていたかと思ったら、突然会社を辞めてしまう事などもありえます。
限界まで無理をする必要はありませんが、最低限の責任感だけは持ち続けていたいものです。
目標ないと無気力に
射手座が明るく元気に活動していけるのは、自分なりの目標を持っているからこそ。
退屈な生活に耐えられるのもいやな仕事を頑張るのも、週末や長期休暇に楽しいことが待っているからです。
人によっては将来やりたいことをするための準備段階だと考えているかもしれません。
いずれにしても目標があるから頑張れるのであって、もし目標を持つことすら許されない環境にいたなら無気力になってしまうでしょう。
たしかに目標が見つけられないというのは辛いことですが、日々の生活の中に小さな喜びと見つけていくことも必要かもしれません。
目標を見失っても、耐え忍んだその先に新しい目標が見えてくることもありえます。
忍耐を経験したことのある射手座の方が、将来大きな成功をつかみやすいものです。