蠍座の得意なこと
HOME »
蠍座の特徴 »
蠍座の得意なこと
本質を見抜く
蠍座の性質を深く知るほど、洞察力というのは、生まれ持った才能であって鍛えたからといって磨かれるものではないのだな、と考えさせられます。
蠍座には、人がどんなに偽善で装っても、そんなものはなかったかのように内部を見透かすような鋭い感覚があります。
ただ、ふだんから無意識に行っていることなので、蠍座本人からするとあまりピンとこないかもしれません。
むしろ周囲の人は気づかないものなの?なんて思ってていたりもします。
ほとんどの蠍座はふと相手や物事の深い部分を感じてしまう瞬間があるようです。
ただし、いくら得意だとしても隠された意味に気付かない方が幸せ・・・なんてこともありますから、それが良いかどうかは微妙なところかもしれません。
優れた才能ではありますが、本人にとってはかえって苦しく感じる場合もあるでしょう。
鋭い感性があるがために、それをストレートに表現すると、相手とぶつかってしまう可能性もあります。
他者と対立することをあまり恐れない強さがありますが、人一倍傷つきやすいのも蠍座だからです。
思いつづける
蠍座といえば「情念」という言葉を思い浮かべる人もいるほど濃密で情熱的な星座。
それを表に出すかどうかは人それぞれですが、心に秘めた愛情は限りなく深いもの。
そしてその愛でひとりの人をずっと思い続けることができるのです。
いくら情熱的に好きだとしても(対象は人とはかぎらず)長続きせずに飽きてしまう人はたくさんいるものです。
ですが蠍座の場合は、愛する対象をずっと思い続ける力をもっています。
ここでいう「ずっと」とは「永遠に」とかなり近い意味となります。
その対象が趣味や仕事だった場合、決してあきらめないわけですから、かなりの確率で成功することができるでしょう。
人だった場合には、その関係を育てて末永くお付き合いをつづけていくことができます。
ただし、これらの蠍座の得意なことは、度がすぎると欠点にもつながりかねない危険も秘めています。
たとえば趣味に没頭しすぎて会社や学校がおろそかになったり、誰かを好きになり過ぎてストーカーになってしまったりすることもありえます。
サソリの尾の毒のように、強すぎると自分も対象をも麻痺させ殺してかもしれない蠍座は、なんとも危うい空気感をもつ魅惑的な人々だといえるでしょう。
蠍座の苦手なこと
HOME »
蠍座の特徴 »
蠍座の苦手なこと
素直になる
誰かとけんかをしてしまったとき、相手の言い分を静かにきいて、自分に非があれば素直に謝るというのは誰にとってもむずかしいことですが、自分の考えに執着しがちな蠍座には、とくに難しくかんじられるようです。
他人の意見を聞いたとき「そういう考え方もあるんだな」と気軽に自分に取り入れるのは蠍座にとって抵抗があります。
蠍座の特徴はやわらかさではなく堅固さです。
思考を柔軟に変えて新しい価値観を受け入れるのは、蠍座が最も苦手なことのひとつといえます。
謙虚になる
カリスマ性のある人は、蠍座の要素を強くもっていることが多いもの。
そういう人は自己肯定感が強く、自分の存在に絶対的な自信をもっていますから、場合によっては社会常識なんてねじまげてしまうことさえあります。
自信をもつというのはすばらしいことですが、同時に謙虚さがなければ、ただの傲慢さになってしまう危険性があります。
蠍座はなにごとも主観的に考えがちなので、たまには自分自身を振り返ってみることが必要になるでしょう。
中には傲慢さを隠すために必要以上に謙遜したり、へりくだった態度を見せる人がいますが、そんな謙虚さはニセモノにすぎません。
手放す
相手に深く入り込み自分と同化させてしまう蠍座は、無意識のうちにその対象に感情移入しがちです。
その対象は人とはかぎらず、モノなどの場合もありますが、いずれにしても、気に入ったものに対して深い愛着を感じるようです。
そのため、それらを手放さなければならない状況では、身を切られるようなつらい感覚を持つことがあります。
自分から別れを切り出したり、気に入っていたものを処分したりするのはかなりのストレスになるでしょう。