獅子座の価値観・人生の目的・獅子座がしてはいけないこと | 獅子座について




獅子座が生まれ持つ価値観と人生の目的を知ることが自分を知る最初の一歩。そこから獅子座がしてはいけないこともぜひ知っておきましょう。獅子座が生きやすくなるヒントを満載しています。

獅子座の価値観

獅子座が大切にしていることは、個性、創造、誇りです。

個性

星座の世界においては、牡羊座はまだ「無(混沌)」の状態で、牡牛座で自分の肉体を実感し、双子座では世界を知覚するという魂の成長の流れがあります。

そして蟹座で他者と溶け合い一体化した後に、獅子座では個人として生きることを学ぶのです。

蟹座の段階ではまだ他者と自分の区別はついておらず、個性を主張することはありません。

獅子座になってようやく「個」としての自分を外界へ押し出そうとしていくわけです。

そのため、獅子座にとって「個性」を追求するというのは非常に意味があることで、自分の存在価値であり生きる目的そのものでもあります。

この段階ではまだ個人としての経験が浅く不安でいっぱいのため、それを払しょくするかのように過剰な自信を求めることがあります。

創造

混沌とした世界から成長してきて、個人として生きることを決意した獅子座が最初にするのは、あらゆるものを創造していくことです。

人生という舞台を作りあげ、さらに自分らしく個性的であるためにも創造性が欠かせないのです。

ここでの創造というのは、自分らしさを求めるプロセスもしくは結果といえるかもしれません。

獅子座は、創意工夫する才能に恵まれ、楽しくあるためにクリエイティブな感性を持ってます。

その豊かな創造性を外側に表現する人が多いものの人には見せずに自分だけで楽しんでいる獅子座もいます。

内側・外側いずれに向かうにしても、なにかを創りだしたいという獅子座の創造性はいつも心の中にあるといえます。

誇り

生まれた赤子が成長し自分の足で立ち、己のアイデンティティを見つけようとするときには誰しも不安になるでしょう。

それは恐怖を伴うようなものですが、不安を抱えながらも自分らしさを追求していくというのは獅子座にとっては本能に近いもの。

不安を敵に見破られたなら、弱肉強食の世界ではすぐに倒されてしまうでしょう。

獅子座は頭を高く上げて、まるで自分には恐れることなどないように、誇り高く人生に向かっていきます。

プライドが高いと言われますが、実はプライドは心の弱さをカバーするための鎧なのかもしれません。

誇り高くありつづけることは獅子座にとっての精一杯の努力だともいえます。



獅子座の人生の目的/方向性

個人としての自信

無意識のうちに「自分はいったい何者なのか」という答えを求めながら、獅子座は自分らしさを探求していきます。

自分らしさを実感できるのはどんなときなのか?
どんなことをしているときに心からの喜びを感じるのか?
などを見極めながら「個人としての自信を高めていく」ことを人生に望みます。

まだ若い頃は自信のあるふりをしつつ不安の中で乗り切ってきたものを、自ら追求することによって本物の自信に変えていこうとするのです。

獅子座の人生の目的と喜びは他者との関係性や物質ではなく、自分の内側にのみ存在しているので、自分の個性(なにを喜びと感じるか)を凝縮させたり拡大したりと、さまざまな方法で探し出していくことになります。

自己を表現していく

自分らしさを感じたならそれを外界に向けて表現していこうとするのが獅子座です。

この段階ではまだ「これが自分らしさなのかな?」というような漠然とした感覚であることが多いですが、それでも恐れることなく(本当は怖いけど)自己表現していこうとします。

そうやって自分の個性を表現することで外界の反応を見たり、自分の感覚を再確認することで、さらに自分らしさを研ぎ澄ませていきます。

表現方法としてはパフォーマンス的なものもありますが、アートや芸能、仕事や趣味やファッションなどでもありえます。

自分を外側に発信することでその反応をキャッチするというのは、獅子座が自己確認を進めていく上でよく用いられる方法といえます。

最大限の自己創造

自分らしさがなんとなくつかめてきて、やりたいことが見つかったなら、それに向けて最大限の努力をしていきます。

そうなったなら個性を追求する段階を超え、それをベースにさらに個性を拡大させていこうとするでしょう。

なぜならそれこそが本当の自分らしさだからです。

本当の自分を創造してその成果を見ることは、獅子座にとっての最大の喜びであり人生の最終目的です。

ただしこれは、本当の自分と向き合う「勇気」のある人だけができること。

自分の欠点を知り、それを克服するという努力あってこそ、真の自分に近づけるからです。

心の奥にある恐怖や不安を直視することができない獅子座は、いつまでも偽りの自分を演じ続けるしかありません。

獅子座がしてはいけないこと

クールな自分を演出しすぎる

人によって美意識というのは違うものですが「自分らしさ」と「美意識」の間に差があるならばどうしたらよいでしょう?

たとえば好きな服と似合う服が違う場合は、どっちを選ぶべきかというようなことに似ています。

どちらを選ぶかは人それぞれの好みですが、獅子座の場合は自分の個性を偽ってはいけません。

もしクールな人に憧れたとしても、それを演じるために本当の自分らしさを抑えることは止めましょう。

獅子座の魅力は冷静さやクールさではなく、あふれるような情熱と明るさなのです。

冗談であれば良いですが、そうでなければいつか無理に気づき遅かれ早かれその間違いに気づくでしょう。

獅子座は回り道をするのではなく、ストレートに自分らしさを追求していくことが大切です。

頭脳派のふりをする

これも自分を偽ることに似ていますが、もし知性に自信がない場合でも頭が良いふりをするのは止めましょう。

獅子座は他者に負けるのが嫌なので、知らない事でも知ったかぶりをしてしまう事がありますが、それはまったくの逆効果です。

知らないということは恥ずべきことではなく、そこから新たに学べばよいだけのこと。

獅子座は表現力や人間力で勝負するべきであって、頭脳明晰さはあまり気にせず正直にいた方が好感がもたれやすいのです。

当然のことながら、これは獅子座に知性がないという意味ではなく、知性はその魅力のほんの一部にすぎないということです。

無理をして、せっかくの獅子座の誠実さや正直さが疑われてしまったなら非常にもったいないことです。

周囲にへつらうこと

我が道をつらぬこうとする獅子座は協調性を保ちにくいため、他者との関わり合い方に悩むときがあります。

人間関係では、相手に合わせたり仲良くする努力は必要でしょうが、獅子座は自分らしさを曲げてまでへつらってはいけません。

獅子座は孤独さを胸の奥に抱えていますから、人生のある時点で人間関係に悩んでしまうことがあるかもしれません。

そんなときに、他者の仲良くなる方法は「個性を捨て去ることだ」と思い込んで、実践したならそれは不幸の始まりです。

自分を捨てて人と仲良くするのは他の星座の人は良いこともありますが、獅子座のやり方ではありません。

そもそも獅子座にとって自分を捨てるということは人生を捨てたも同然です。

誠実かつ謙虚であることを心がけ、それでも受け入れてもらえないなら無理をしてまで媚びてはいけません。

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