山羊座の心の強さ
自己肯定感
山羊座ほど自分自身を認めよう(認めたい)と努力する人はいないでしょう。
若いうちは「自分探し」の旅に出る人もいますが、山羊座の場合は早い段階から「自分」を持っていますし、比較的自分らしさをみつけるのが早いといえます。
自分はどう生きていきたいのかということがハッキリしているので、それに合わせて自分を成長させていこうと努力します。
その過程において具体的に実現できることも多いので、さらに自己肯定感は強まっていきます。
自分を愛してあげよう! というのではなく、当然のごとく自分の存在価値を認めることができるのです。
ただし環境的もしくは精神的な問題のために自分を認めてあげることができない山羊座の場合は、その悲しみはかなり深く、自暴自棄になってしまうことがあります。
そんな時には、まずはダメな自分をそのまま認めてあげましょう。
自分らしさは自分を認めてあげることによって次第に現れてくるようになるでしょう。
プレッシャーに強い
プレッシャーに強いということは社会において大きな強みとなるでしょう。
責任感が強い山羊座は自分がやるべきことについてはとことん努力を尽くします。
また「自分にはできる」という自己確信のようなものがあり多少の困難にはめげません。
「努力+自信」の最強コンビでプレッシャーなど跳ね飛ばしてしまうのです。
もちろんそんな山羊座もプレッシャーを感じてはいいるのですが、それを好転させる能力を持っている人が多いのです。本番に強いのが特徴ともいえます。
社会的なプレッシャーにはけっこう強い山羊座ですが、個人的な関係(たとえば恋愛や結婚など)における感情的プレッシャーにはそれほど強いとはいえません。
繊細な心の動きはちょっと苦手なのです。
義理堅い
感情的でもなく、とくに人情味にあふれるタイプというわけではないにもかかわらず山羊座はたいへん義理がたい人達だといえます。
社会通念上そうするべきだと考えているということもありますが、社会でのつながりは感情的なものだけでなく、お互いに助け合うことが大切だと肌で感じているのでしょう。
「おたがいさま」という感覚をもともと持っているので、親切にしてもらったらそれをお返しするのは山羊座にとって自然な行為なのです。
この場合、必ずしも見返りを期待しているというわけではありません(そういう場合もよくありますが…)
約束したことはきちんと果たしたいと考える誠実な人が多いのも山羊座。
山羊座の人たちの発達した社会的感覚によって、たくさんの良い習慣や慣例が守られているといえるでしょう。
山羊座の心の弱さ
自分が中心
山羊座は自分の望みを叶えるために周囲の人を傷つけたり非感情的な態度をみせることがあります。
気持ちが高ぶると思いやりに欠けてしまうことがあり、人のもつ繊細な感情を忘れてしまうこともあるでしょう。
自分の利益にならないものは排除しようとする傾向にあるので、周囲から浮いてしまったりします。
もし他者を蹴落とすことで自分が成功することができるなら、その方法を選ぶ山羊座は少なくないといえるかもしれません。
目的達成のためには周囲の人を自分のためにある道具と感じてしまうことがあるため、つねに感謝の気持ちを忘れずにいることが大切になるでしょう。
相手を思いやることを忘れてしまうのはその人の弱さの表れでもあります。
そうなると本当の成功が遠のいてしまいます。
知ったかぶりをする
とくに議論をする場において、山羊座はなぜか知ったかぶりをしてしまうことがあるようです。
自分を大きくみせたいという願望が独り歩きしてしまうのでしょうか。
実際のところ、山羊座は知識が豊富な人が多いのですが、浅い知識を知ったかぶりして話してしまうと社会的信用を大きく失ってしまう可能性もあります。
弱く愚かな自分を認めることができずに、つい誇張してしまうのは山羊座のクセだといえます。
立派な姿だけでなく弱い自分も自然に出した方が人には愛されるものです。
自分の弱さを認めるというのは勇気のいることですが、それによって本当の賢さを得ることができるのかもしれません。
肩書きが気になる
社会的地位を確立したいと願う山羊座は、それが成功の足がかりになることが多いもの。
無意識のうちに社会的な成功を求めるので実際に成功しやすいのです。
ただそれが理想実現のためのモチベーションであるうちは良いのですが、他人の肩書きまで気にしすぎるならば注意が必要かもしれません。
肩書きなど気にせず自由に生きている人達を認めるそぶりは見せていても、それが自分の身内や親しい人になるととたんに眉をひそめたりします。
そのため、好きな人がいても収入やステータスが低いと結婚を見送ってしまったり、子どもの結婚相手として不釣り合いだからと反対したりするかもしれません。