獅子座の最大の強み
自己表現を楽しむ
なんといっても獅子座の強みは、自分を表現することを怖がらないということです。
まだ若いうちや、自信がない場合はこの限りではありませんが、それにしても他星座とは比較になりません。
「自信がないからやりたくない」というのは別の見方をすれば「自信があればやりたい」とも捉えられます。
いつかは自分の個性をこの世に発表したくてウズウズしているのが獅子座なのです。
素晴らしい才能を持っていても、それを外側に見せることを恐れるあまりに埋もれたままの人が世の中には沢山いますが、それは大変もったいないことです。
獅子座の場合は、そんな自分の才能を感じたら(たとえそれが勘違いでも)どんどんと表現していきますから成功する可能性が高まるのです。
普通の人が恐れるものを楽しめるというのは大変有利なことだといえます。
エンターテイメント力
優れた映画監督は、退屈な日常の中にもドラマ性を見出して、ロマンチックな恋愛ストーリーや冒険物語にすることができるでしょう。
同じものを見ていても、それをとらえる人によってその意味が大きく違ってくるわけです。
獅子座の場合も、何気ないことに楽しみを見つけたり、さらなる楽しみに変えるような工夫をするのが得意です。
毎日の生活は楽しいことばかりではなく、むしろ平凡でつまらないことも多いものですが、獅子座はそんなことに対しても、魔法をかけるかように楽しみを見つけていくことができるのです。
そこで見出した楽しみを他者にも楽しんでもらおうとすることもあり、その魅力で人を惹きつけたりもします。
「見せ方」を知っている獅子座は、生まれながらのエンターティナー力を持っているといえます。
創造力&想像力
たとえば人生最大の挫折に直面したときにどんな態度でそれを乗り切っていくのかは人によって違うでしょう。
考え方を柔軟に変えることで切り抜けたり、ひたすら忍耐あるのみだったり、中には逃走してしまう人もいるかもしれません。
獅子座の場合は、豊かな創造力をもって乗り越えていくことが考えられます。
いま見逃していることで価値あるものはないのか、それに高い価値を持たせていくことはできないのか、創造力と想像力の両方を、最大限に活かして切り抜けていこうとします。
イマジネーション豊かなのは獅子座の最大の強みですから、それを基にして現実を力強く創造していくことでしょう。
獅子座は、自分の未来を創造していく力を心に秘めているといえます。
獅子座の最大の弱み
自信がないと脆い
王者を王者たらしめているものは豪華な服や王冠などではなく、心の底から湧き上がる威厳や風格かもしれません。
能力が高いだけでは王にはなれるものではなく、それ以外に人を引き付ける強烈な魅力が必要でしょう。
獅子座も自分らしくいるためには、確固とした自信が重要です。
獅子座は、ただ生きているだけでは幸せを感じにくく自分の存在に自信が持てたり、人にそれを認めてもらうことなしには、幸せを実感しにくいといえます。
そのため自信の持てない獅子座は痛々しいほどの弱りっぷり。
どんなに心が弱っていても生命力だけは強いので、心の痛みと孤独感がむすびついたなら、暗く重い人生になってしまうこともありえます。
賞賛を求めすぎる
獅子座の幸福感というのは自分だけで完結するものではなく、必ず他者が必要だといえるかもしれません。
自分の個性を追求していってそれを自分が納得できたらOKというわけではなく、だれかに認められたいのです。
注目を浴びて、自分の魅力や能力が賞賛されることが、なによりも喜びとなるからです。
そのため人への「褒めて」アピールが強く、もし認めてもらえないならばその人を嫌いになってしまうことも。
人に認められないことには興味を持ちにくいため、人目に付かない地味な仕事などをいやがる傾向があります。
賞賛を求めるのは悪いことではありませんが、褒めてくれる人がいなくても獅子座の魅力は変わるわけではありませんから自信を持っていきましょう。
他者に合わせられない
基本的に頑固な性質をもつ獅子座は、柔軟に思考を変えたり、他者に合わせたりすることが得意ではありません。
そもそも「自分ではなく人が自分に合わせるべき」と感じていますから、合わせられないというより合わせる気がないと言ったほうがいいかもしれません。
そのため、コミュニケーション能力が高くない獅子座の場合は孤立しやすく人と打ち解けられないこともあるでしょう。
人の意見に合わせたり協調性を持てばうまくいくと分かっていても、なかなか自分を変えることができないようです。
相手のために自分の目線を下げるということは、一種の「負け」を感じさせるのかもしれません。
自分に合わせてくれる人というのは、ごく少数かゼロに近いもの。
自分が変わらなければ、他者を変えることは出来ません。