牡牛座の最大の強み
自分の望みを知っている
この世界で夢を実現しようとするとき最初にしなければならないことは、その成功を強く望み、明確にイメージすることといえるでしょう。
牡牛座は五感が優れているため漠然とした感覚をもつことはあまりなく、たいていの場合はしっかりとした願望をイメージとしてもっています。
そのため、初期段階から一歩前にすすんでいるといえる牡牛座は、夢を実現する力が12星座中でいちばん強いといえるかもしれません。
たとえ目標が定まらず自分が何をしたいのかわからなくなったとしても、代わりにずっと欲しいものを獲得するという小さな目標に切り替えるというワザも持っています。
ターゲットを上手に設定する能力は、ひとつの才能といえますが、牡牛座はそれを無意識のうちにおこなうことができるのです。
あきらめない
石にかじりついてでもあきらめない、というのはまさに牡牛座の大きな特徴。
投げ出すことなく一歩一歩前へ進んでいくというのは本当にすばらしい能力です。
多くの成功者や偉人たちがよく言うのは「あきらめなかったから成し遂げられた」ということ。
途中であきらめたらそこで終了。
成功の秘訣は、途中で止めないことだと彼らはいいます。
牡牛座の場合は、心にムチ打ちながら我慢して努力を続けるというわけではなく、設定した課題をクリアするために本能的に「あきらめない」のです。
その強さはまるで見えない世界から沸き出でているかのようです。
また地道な努力を重ねていても、それを当然のことだと考える牡牛座の姿勢には、本当に頭の下がるものがあります。
牡牛座の最大の弱み
臨機応変な対応
すばらしい潜在能力を秘めた牡牛座ですが、もし弱点があるとするとスピード感に欠けるというところでしょうか。
作業は決して遅いわけではないのに、なぜかそれ以外の部分がのんびりゆっくりしていたりします。
「早めに仕事を片付けてほしい」と前もって言われていれば、それに対応することはできるのですが、一番弱いのは急に「とにかく急いでくれ!」とせかされること。
牡牛座は、スピードの強弱をつけるのが上手ではないのです。
その場の状況に応じて、臨機応変にスマートに対応してといわれても、頭ではわかっていても体がついていかずに、その場に立ちすくんでしまうかもしれません。
また、スピード感が求められる環境であまりにもマイペースを続けていると、周囲の人がイライラを募らせていることも考えられます。
もし自分で急かされるのが苦手だと自覚しているのであれば、最初から環境選びに慎重になるほうがよいかもしれません。
機敏に動けるタイプの人はまだよいですが、特別にスローな牡牛座の人は、努力でスピードをあげることはなかなかできないからです。
変化についていく
社会の風潮をすばやく察知したり、ファッションやテクノロジーなどの時代の変化を追い求めるのは牡牛座の得意とするところではありません。
柔軟性をもとめられても、牡牛座にはその感覚が薄いので、じっさい素早く対応できないこともあります。
自分は十分に柔軟に対応しているつもりなんだけど・・・とぼんやり感じていたりするでしょう。
自分の感覚には敏感なのに、他者の心の変化を察知するのには時間がかかってしまうので、それが牡牛座の弱点といえなくもありません。
場合によっては、結局、最後まで理解できないこともあるでしょう。
マイペースで進むのはいいのですが、知らず知らずのうちに敵を作ってしまうこともあり、なぜそういうことになっているのかわからない!という場合は、さらに状況が悪化してしまう可能性もあります。