水瓶座が生まれ持つ価値観と人生の目的を知ることが自分を知る最初の一歩。そこから水瓶座がしてはいけないこともぜひ知っておきましょう。水瓶座が生きやすくなるヒントを満載しています。
目次
水瓶座の価値観
水瓶座が大切にしていることは、自由、理性、博愛、公平、信頼です
損得のない純粋な誠実、信頼ということもとても大切に考えています。
水瓶座の視点というのはとても高いところにあって現実の世界を俯瞰的(ふかんてき)に見ています。
そのため感情にふりまわされて周囲を評価したり利害関係だけでつきあうようなことはあまりありません。
自由
水瓶座の求める自由は、行動の自由もなくはないのですが、おもに精神の自由を表わします。
たとえそれがどんなにクレイジーで独創的で斬新なアイデアだとしても、そういう考えを自分や他人が持つことを否定しません。
たとえそれが奇妙なものだとしても、社会に受けいれられなくても、そういう考えをもつことをおそれないのです。
真の心の自由というのは勇気がなければ追求するのがむずかしいものです。
ですから水瓶座が若いうちは、まだこの自由をうまくあつかえずに孤独に感じたり、変人あつかいされてしまうこともあるでしょう。
自分らしい、自分だけの自由のかたちを見つけていくことも水瓶座のライフワークになるかもしれません。
理性
水瓶座は感情に流されることを好みません。
表面的には一時感情的になることがあったとしても、心の底ではそれを理性で整理しようとします。
そのため、理屈っぽい人だと思われることもよくあります。
水瓶座は理性でものごとを理解しようとしますが、感情的になる人を横目にクールにしていられるのもそのおかげ。
水瓶座の欲求として、普遍的な価値を探したいというものがあります。
いつも心のどこかで時空間にしばられない物事の本質をみきわめたいと願っているのです。
感情的になってしまっては、本質を知ることはできません。
水瓶座は、理性を重んじることによって、自分の求めるものを追求していこうとします。
博愛
水瓶座は自由や個性を大切にします。
相手を尊重しようとするときは、かならず相手を認めてあげなくてはなりません。
良いとか悪いとか、そういう狭い価値観で判断してしまっては尊重してあげることができないのです。
水瓶座は、個人的な感情をこえた普遍的な愛というものを求めています。
相手の個性や自由をおもんじるために、その人の考え方や背景などを理解したいとおもうのです。
もともと水瓶座は考え方のスケールが大きいので、人類愛、博愛主義へとつながっていきます。
公平
不公平感が生じるということはほとんどの場合、ローカルな場所(学校、会社、地域、国)などの、空間にとらわれてしまった場合に起こるといえます。
その場所特有の判断基準があるために、不公平感がうまれてしまうのです。
水瓶座は、空間にはこだわらず、時空をとびこえようとします。
ですから、その場所の基準にしばられることなく、自由な考え方ができるのです。
そのため人間関係でも、上下の区別なく、個人と個人としてつきあおうとします。年齢なども関係ありません。
水瓶座にとって、全ての人は平等だと考えているので、誰に対しても公平に接することは普通のことなのです。
信頼
水瓶座は、たとえ相手のことをあまり好きではなくても公平に接しようとします。
相手にかかわらずできるかぎり誠実に向き合いたいと思っているのです。
また自分が誠実である分だけ、相手にもそうであることを望みます。
人間関係について理想を求めているといえるかもしれませんね。
信頼や誠実さは、自由、理性、公平などを追求しつづけた水瓶座が求めるもっとも大切なものになるかもしれません。
水瓶座の人生の目的/方向性
水瓶座の性質は、若いうちは感じにくいことが多いものです。
なぜなら、水瓶座の求めるものは個性や独創性など、枠にとらわれることのない自由な精神、そして誠実な仲間。
しかし、これらは自分のアイデンティティが確立されていないうちは探し出すのがむずかしいものでしょう。
そのため多くの水瓶座は、若いうちから本当の自分を探そうとします。
ですが、そう簡単にみつかるはずもなく、孤独感をかかえてしまうこともよくあります。
個性的な人というのはなかなか理解されにくく、その事実を勇気をもって受け入れるのはそれほど簡単なことではありません。
自分の個性を知り、その独創的な精神を受け入れられるようになるには長い年月がかかる場合もあります。
自由と普遍性
自分探しをするプロセスで、水瓶座はさまざまな知識や情報を吸収しようとします。
それは自分探しのためでもありますが、旺盛な好奇心と知識欲をみたすためでもあります。
知識を身につけ、何事についても考えをめぐらせて、論理的に答えをみつけていきます。
自分らしさというのが、単なる個人の価値観にとどまるものではなく、それが普遍的なものに結びついていることを感じ取っていくためです。
物質的なものから自由になって、精神的な真の自由と普遍性をみつけることが水瓶座の人生の目的のひとつといえるでしょう。
友と仲間
水瓶座のもう1つのおおきな人生の目的としては、自分と同じ価値観を共有できる友達や仲間をみつけることです。
この仲間たちとは感情的なものでつながっているわけではありません。
自分と似たような思想を共有できる広い意味での友ということです。
水瓶座は、地位や名誉やお金といったものをあまり重視しないので、自由で公正な活動の場をもとめるのです。
水瓶座が欲しいと願うのは信頼関係にもとづく仲間たち。
長い年月をかけて、自分の個性を見つけ出してこそ、ようやく仲間たちとつながることができます。
信頼できる人たちと協力しあわなくては、水瓶座が求める独創性や人類愛をかたちにできないと心の奥で知っているのです。
水瓶座の人生の目的は、自分の個性をさがしだして、それから仲間といっしょになって大きな理想を追求していくことといえるでしょう。
その根底には、人類愛と平和を願う気持ちながれています。
もし、水瓶座が自分の個性をうけいれられないと自分らしさを充分に発揮できず、仲間をみつけることもできず、孤独感がつのることになります。
水瓶座がしてはいけないこと
エンターテイメントをきどる
ユーモアセンスのある水瓶座ですが、相手を喜ばせようとがんばりすぎたり、がんばって華々しく自己演出をすると、大コケしてしまう可能性大です。
わけもなくウケ狙いで話したり、必要以上に大げさな振舞いもやめておきましょう。
それが原因でなにもかも大失敗になるかもしれません。
上から目線
なにかと能力の高い水瓶座は、能力の低い人も存在するということがあまりピンときません。
相手の問題点にもすぐに気づいてしまうので、つい言葉がきつくなりがち。
自分では悪気がなくても、つい上から目線になっていることがあります。
謙虚さを忘れて人から嫌われてしまったら、水瓶座にとっては大ピンチです。
議論したがる
さまざまな人と意見を交わすのが好きな水瓶座ですが、意見の違いを楽しむ、という感覚を持たない人もいることを心に留めておきましょう。
とくに「和をもって尊しとなす」文化の日本においては相手を選ぶ必要があります。
せっかくの長所を短所だと思われてしまわないように。
ウチにこもる
オタク気質も持ち合わせている水瓶座ですが、だからといって、ずっと一人で家にこもってばかりでは、どんどんと運気が下がってしまいます。
家にこもることが問題なのではなく、心を閉ざすと流れがそこで止まってしまうのです。
家で自分ワールドを満喫したなら、次は外側に向けてそれを開放しましょう。