牡羊座の心の強さと弱さ

牡羊座の心の強さ

失敗なんて怖くない

なんといっても牡羊座のすごいところは失敗をおそれないということでしょう。

失敗をすることはたとえ牡羊座だってとても怖いし避けて通りたいもの。

ですが牡羊座はその怖さから逃げることなく立ち向かおうとする強さを持っています。

まるで、そこで自分の勇気と本気度を試したいと考えているかのようです。

勇気をためそうとするのは牡羊座の基本的な性質ですから、結果的にめげない性格になりやすいといえます。

なんど挫折してもそのたびに立ちあがってくる牡羊座の強さは、自然と成功へと導いていってくれるでしょう。

この傾向は、本人が自分らしさを発見するほどに強くなっていきます。

牡羊座の本質は、チャレンジしつづけることだからです。

嫌われることを恐れない

組織やチームのリーダーになって皆を引っ張っていくことができるのが牡羊座

優れたリーダーシップの資質がある上に、その独自の魅力で人々を惹きつけます。

若干、独善的なところがあったりするものの、そこがまた個性的な魅力になっていたりします。

しかし人の上に立つ人や目立つ存在というのは万人に受け入れられるとはかぎりません。

強烈な牽引力がある分、そのことを疎ましく思う人も中にはいるでしょう。

ですが牡羊座は、人に嫌われることを恐れません。敵ができることや批判を怖がらないのです。

なぜなら、そんな批判も乗り越えるべきハードルの一つだと考えますし、敵対する人がいるのはやむをえないと自然に受け止めることができるからです。

万人受けするよりも、自分らしく生きることが何より大切なのです。

たとえ最初は嫌われることがあったとしても、時間をかけて人とうまく付き合うことを学んでいったなら、いつか真のリーダーに成長することができるでしょう。

深刻になりすぎない

物事をむずかしく考えすぎることを好まない牡羊座は、いつだって楽しいことが大好き。

深く掘り下げて考え込むよりも、まずは自分にできる範囲で具体的に動いた方がいいと考えます。

このシンプルさは、多くの場合、良い作用を及ぼすでしょう。

フレンドリーで明るく、楽しいことを見つけようとする姿勢はそのまま人生に反映されていくもの。

たとえ困難にみまわれても(実際、牡羊座は挫折が多い傾向にあります)深刻に考えすぎないことで、不幸の種子を吹き飛ばしてしまいます。

不幸というものは、本人の扱い方によってその性質を変えていきます。

軽やかな考え方は、つらい出来事がさらに悪化するのを防いでくれるでしょう。

牡羊座が一生懸命考える時は、深めるのではなく凝縮する方向に向かいます。

牡羊座の心の弱さ

感情のコントロール

子供のような感性をずっと持ち続ける牡羊座は、それが良く出るといいもののマイナスに出るとトラブルの元になりやすくなります。

たとえば、好き嫌いの感情を出し過ぎたり、怒りを抑えることができなかったり、不機嫌になるとふくれっ面をしてみたりと、ちょっと子供じみた態度に出てしまうことがあるようです。

それほどあからさまな態度をとらないまでも、牡羊座は全体的に感情をストレートに出す傾向があるので注意が必要でしょう。

訓練することで感情の波を調整できるようになるものですが、牡羊座の場合はコントロールしようとすらしない可能性もあります。

ムリに感情を抑制しようとするのではなく、スポーツなどでストレスを発散して、超過したエネルギー量をコントロールしたほうがよい場合もあります。

デリカシ―の欠如

とくに女性であればデリカシ―がないなんて絶対にいわれたくないセリフ。

もちろん牡羊座だって礼儀や作法をしっかり学んでマナーはしっかり守れます。

ですがどんなに一生懸命にデリケートなふりをしてもどこかにワイルドさが残るのが牡羊座

それが魅力の場合になることが多いものの、もし人に対しての思いやりの欠如だとするなら話は別。

相手の繊細な心情を思いやることなく、粗野な言動で知らず知らずのうちに相手を傷つけてしまっているかもしれません。

本人にまったく悪気がない場合は、なかなかそのこと気づくのは難しいものです。

もし誰かが指摘をしてくれたなら、教えてくれたことに感謝して、素直に耳を傾けてみましょう。

素直さは、牡羊座が成長するためのカギになります。

オールオアナッシング

牡羊座は物事をなるべく単純化して考えようとするためか、なにかと白黒はっきりさせたがる傾向にあります。

ダメなものはダメ、良いものは良い、嫌いなものは嫌い、好きなものは好きとはっきりしています。

それを表に出すかどうかは人によりますが、本人の中では明確な線引きがあるようです。

牡羊座の場合は、感情的にそうしているわけではなく、直感的な好みなので必ずしも悪いとはいえません。

しかし、もしかしたら明確な意見を持っているのではなく、単に頭が頭が固いだけなのかもしれません。

日本のような「中庸」を大切する文化においては、とくに白黒つけるのは好まれない風潮にあります。

白黒つけたいところを上手くグレーで納めるには、思考の柔らかさと寛大さが必要になるものです。

譲歩したり妥協するというこを学んでいくのも牡羊座のテーマのひとつかもしれません。

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