獅子座ののぞむ人間関係
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獅子座ののぞむ人間関係
慕ってくれる人を大切に
嫌いな相手のことは徹底的に嫌う獅子座ですが、もし相手が親しげに寄ってくると、最終的には受け入れるのが獅子座の懐の広さです。
たとえ嫌いな相手でも、自分を慕ってくれる人のことはどうしても放って置けなくなるのが獅子座なのです。
愛してくれる人に対しては、できるかぎりの愛情を注ぎ大切にしていきたいと考えます。
じつは獅子座は、自分からはそう簡単に人を愛することはなく、まず先に愛されることを望みます。
人間力で沢山の人に愛されて、その人たちを愛情でもって守ることが獅子座の望む関係なのかもしれません。
持ち上げてもらいたい
獅子座独特の感覚として、どんな人間関係においても自分が少し上の立場であることを好みます。
ほとんど感じられないような僅差でかまいませんから、自分が上であると感じられるほうが心地よいのです。
完全なるフラットな関係だとするなら、相手が自分をもちあげてくれると少し気持ちが落ち着くでしょう。
自分を偉いと感じたいというよりも、少しでも優位だと感じることで、精神的に安心するのだといえます。
持ち上げてもらうことで「自分は認められている」「負けてはいない」と気が楽になるかもしれません。
上から目線が否めない獅子座は少なくありませんが、その背後には不安感が隠れていると考えると、すこし持ち上げてあげるのも悪くないかもしれません。
ボスの立場でかわいがる
人を愛して守りたいと感じる獅子座は、完全にフラットな関係だとその感覚を活かしきることができません。
少し不思議なようですが、獅子座の場合は上下関係があってこそ愛情を表現しやすいといえるのです。
一般的に愛情というのは、母親のように見返りを求めずに慈しむものと思われがちですが、獅子座の場合は、父親的な感覚で人を愛するほうが性に合っています。
これは「すこし厳しいことは言うかもしれないし突き放すこともあるかもしれないけれど、それ以上の大きな愛で見守っているよ」ということです。
自分の愛情下にいる人たちを、ボス的な立場でかわいがりたい、というのが獅子座の本音かもしれません。
獅子座が苦手な人間関係
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獅子座が苦手な人間関係
だれもが平等
寛大で心の広い獅子座は、友人知人が多くだれとでも仲良く付き合うほうです。
しかし、分け隔てなく付き合っているように見えて、じつはフラットで平等もしくは同等な関係はあまり心地よいと感じていないかもしれません。
ここでいう平等な関係というのは社会的地位のことではなく力関係のようなもの。
獅子座は基本的に自分のことを他の人よりも優れていると感じて(もしくは感じたいと願って)いますから、皆が平等になってしまうと自分だけ突出することができにくくなります。
そうなると獅子座の人生の最終目的である「個性を確立する」ということが困難になってしまうのです。
個としての自分を確立するために、獅子座は無意識のうちに平等もしくは同等であることを避ける傾向にあるのです。
出る杭は打たれる
個性を大切にしている人が、自分らしくいることを許されなかったならなんともつらい気持ちになるでしょう。
獅子座は自分らしくあるということが何よりも重要ですから、個性を隠さなければいけないような関係性は苦手です。
人と違うことを嫌がる人や、人目を気にしすぎるような人と一緒にいると、なんだか疲れてしまうでしょう。
周りの人に合わせることが良いことで、自己主張するのは悪いこと、と考える人とも一緒にはいられません。
とはいえ自分とキャラがかぶる人も獅子座も苦手なので、さじ加減がむずかしいところかもしれません。
愚痴っぽい
大胆に見える獅子座ですが、じつはかなり繊細でデリケート。
多分に感情的なところもあって、人に対して厳しい意見を持つこともあります。
自分の思っていることを心に溜めておくのが苦手なので少し愚痴っぽいところがあるものの、自分はOKでも他人が愚痴ることを嫌います。
世の中には愚痴でつながっているような人もいますが、獅子座はそんな人達とは仲良くなれません。
なぜなら獅子座は自分の愚痴をだれかに聞いて欲しいのであって他人の愚痴など聞きたくもないからです。
自分のことは棚に上げたまま、グチグチ言う人のことを嫌ったりすることもありえます。
自己表現を充分にできている獅子座はあまり細かいことは言わないのですが、そうでない場合は、いつもだれかに愚痴を「聞いてもらいたがっている」かもしれません。