蠍座の最大の強みと弱み




蠍座の最大の強み

自分を信じる力

楽観的か悲観的か、あえていうなら後者のほうがディープな蠍座のイメージに合うように思えますが、蠍座のすごいところは、そういうカテゴリーにはおさまりきらないところといえるでしょう。

万が一のことをちゃんと想定しているため悲観的なタイプかとおもいきや、自分を認める自己肯定感はかなりのもの。

「これから起こる出来事は楽なものばかりじゃないかもしれないけれど、私はきっと大丈夫」そう信じる力をもっています。

不幸なできごとなどものともせず、持ち合わせた高い能力でそれらを乗り越えていけるのが蠍座の力。

自己信頼感は最大の強みといえるでしょう。

凛としたその姿は、時として強烈な個性を放っていることがあります。

脅威の精神力

蠍座は、たとえ危機的状態に陥ったとしてもパニックになることなく冷静に対処することができます。

そういった最悪の事態はすでに想定済みですし、あたふたしても何の解決にもならないとわかっています。

そんなときの蠍座の冷静沈着さは賞賛に値します。

むしろ、事故や災害や病気などで起こりえる極限状態においてこそ、蠍座の真の精神力の強さが発揮されるといえるかもしれません。

そのようなギリギリ状況というのは蠍座にとってそれほど恐れるべきものではないのです。

ピンチをチャンスに変える力は蠍座の大きな強みとなります。

挫折というのは、あきらめないかぎり決して挫折ではないと知っているのでしょう。

また直観の鋭さに加え、普段からさまざまな状況を想定しているためか危険回避能力もすぐれています。



蠍座の最大の弱み

客観性に欠ける

高い能力をもつ蠍座ですが、残念なことに、観的に物事を捉えるということがあまり得意ではありません。

どうしても自分基準に照らし合わせて判断しがちなので、他者がどう考えているのか、自分がいまどういう立場にいるのか、などを見逃してしまうことがあります。

場合によっては「客観性ってどういうこと?」なんてこともあり、「物事を俯瞰的にとらえる」感覚が理解できない人もいるようです。

ちなみに俯瞰というのは、鳥が空から地上を見下ろすかのように、高く広い視点でものごとを捉えるということです。

自分だけの世界に引きこもって一生過ごすならいいのかもしれませんが、社会で生きていくには、やはり思い込みだけでは通用しません。

主観性と客観性の両方をバランスよく使いわけてこそ、さらなる良さが引き出されていくといえるでしょう。

また「私は絶対に○○だと思う」というのが口癖の人が中にはいますが、「絶対」という言葉は蠍座のエネルギーを間違って使ったときに出やすいものです。

口にした瞬間に客観性を失い、他の可能性を全否定してしまうこの言葉を使いたくなったら、少し立ち止まって自問してみるといいかもしれません。

感情のコントロール

前にも述べましたが、蠍座は仕事や勉強のときには理性的になれるのですが、人間関係やプライベートになると、とたんに感情的になってしまう傾向にあります。

心の動きに非常に敏感なので、感情がからむとどうしても冷静ではいられなくなってしまうのでしょう。

これは相手のことを好きでも嫌いでも同じです。感情の波があふれやすいため、感情が高ぶったり、逆に憎んでしまったりするのです。

感受性が強いのは魅力的な部分でもありますが、周囲から変わり者のレッテルをはられたり、自己抑制ができない人だと思われてしまうかもしれません。

スポンサーリンク