蟹座の最大の強み
心をつかむ達人
親しみのある笑顔と愛嬌で人に打ち解けていくことに関して蟹座に勝る人はいないでしょう。
最初こそ人見知りしてしまうものの、一度その環境に馴染んできたならあとはもうホームグラウンド。
腰を低くしつつ相手を上手に褒めたかと思えば、ユーモアあふれるトークなどでリラックス。
話すだけでなく聞き上手でもあるので、相手の悩みなども親身に聞いてあげるでしょう。
特に自分にとって重要だとおもう人に対しては、最大限に親しみをこめて接していきます。
愛されることの大切さと、愛されるためにしなければならないことを生まれながらにして知っているかのようです。
蟹座は相手の気持ちに入り込み、人の心をつかむことにかけては素晴らしい才能を発揮します。
愛情を確保する
心地よく過ごせる環境をつくりあげたなら、こんどは自分のことを本当に好きでいてくれたり助けてくれそうな人の確保に動きます。
繰り返すようですが、これはほぼ無意識のうちに行っている行動です。
人の感情を察知するセンスは抜群ですから、ターゲットを間違えることはまずありません。
自分の味方が一人でもいてくれたなら人はかなり心強く感じることでしょう。
楽しく過ごせるように身近な人間関係を自分でうまく創りあげることができるというのは非常に恵まれた才能だといえるでしょう。
心地良い環境を整えることが得意な蟹座は、物理的なものだけでなくしっかり愛情も確保することができるのです。
いつも誰かいてくれる
心が折れてしまったちときでも、それを癒してくれる場所があったならどんなに気持ちが楽になるでしょう。
人間関係に悩みストレスいっぱいの毎日だとしても、疲れた気持ちを受け止めてくれる人がいたなら、きっとまた立ち直ることができるはず。
蟹座の最大の強みは、自分が癒される場所を、かならずどこかに持っていることだといえるでしょう。
信頼できる仲間がいてくれたり、大切にしてくれる恋人やパートナーがいたり、いつも家族が待っていてくれたりします。
また、居心地の良い行きつけの店があったりすることもよくあります。
蟹座は完全なる孤独の中でストイックな生活をしながら精神を鍛えるようなことはほとんどしません。
いつもだれかが待っていてくれることこそ何よりも心強く、生きる喜びにつながるのでしょう。
蟹座の最大の弱み
敏感すぎる
人の気持ちを感知しやすい蟹座は時として非常に敏感で、知らないうちにストレスがたまりやすいといえます。
それほど過敏ではない人でも、人目を全く気にせず豪快に我が道を行くというタイプは多くありません。
感性の豊かさを生かし他者を思いやれるというのは素晴らしいことですが、中には被害妄想に近い思考に陥ってしまう人もいないわけではありません。
蟹座は物事を主観的にとらえがちなので、思い込みが強まるとトラブルに発展しやすくなります。
周囲の人を巻き込んでしまうということも問題ですが、なにより自分がつらくなってしまうでしょう。
気持ちが辛くなりすぎたなら「少し過敏になりすぎてない?」と自問自答してみるのもよいかもしれません。
気持ちの切り替えが下手
不要なものを捨てたり、整理整頓したり、空気を入れ替えたり…と、気持ちを整理するということは部屋の掃除に似ているかもしれません。
部屋をきれいに保つのが苦手な人がいるように、気持ちの整理を苦手な人ももちろんいます。
残念ながら蟹座はこの苦手なほうで、心の大掃除をして過去を捨て去ったり、気持ちの切り替えをするのがあまり上手ではありません。
感情移入しやすいこともあり、気持ちの入った人やモノの思い出を捨て去るのは心が痛んでしまうのかもしれません。
ですが、良い思いは保持しつつも、暗い思考は意識的に切り替えていく必要があるでしょう。
現代社会ではさまざまなことが次々に起こりますから、気持ちの切り替えを上手くしないとストレスが過剰に蓄積してしまう可能性もあります。
主張できない
攻撃性が低くおだやかな性質をもつ蟹座は、何かの問題に直面してもそれに対して強く主張することが苦手です。
トラブルの元となる人物と直接対決して大バトル! なんてことは、まずしないといってよいでしょう。
仕事などで言わなければいけないこととは伝えるものの、言い回しを考えたり、言いすぎにならないかなど気になってしまいます。
穏やかに伝えようとするのは良いことですが、中には自分の意見を全く伝えられない人もいたりします。
その理由のひとつは、嫌われるのが怖いから。
恐れる気持ちが強くなりすぎると、言わなければいけないことも言わずに済ませてしまい、陰口もしくはだれかに告げ口という手段にでるかもしれません。
誠実な気持ちであるならば、率直に伝えることは決して悪いことではありません。
それに(蟹座以外の)人はけっこう気にしていないものです。