乙女座の価値観
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乙女座の価値観
乙女座が大切にしていることは
知性、分析、具体性です
知性
知性やコミュニケーション、商売などを司る「水星」を支配星にもつ乙女座は、学びや知識を吸収することに貪欲です。
知識を吸収して暗記するだけではなく、新しい知識をよく噛み砕いて内容をよく理解する知力を持っています。
単なる暗記ではなく、その意味までもよく理解しようとするので、乙女座の知識はただの情報の蓄積ではなく実用性のある「知恵」と呼ばれるものになりえるのです。
しかし、本人にとってはそれがスタンダードなのであまりピンとは来ないこともあるようです。
現実的な知恵を持つ乙女座には、地に足がついた聡明な人がよく見られます。
分析
獲得した知識を現実社会で使えるようにするには、その内容をよく理解する必要がでてきます。
そのため、乙女座は見るもの聞くものを分析する能力がとても発達しています。
情報を細分化して吟味し、パズルのように組み立てたり他と比較したりして価値を計っていこうとするのです。
乙女座の分析能力というのは、ほぼ自動的に働いているものなので、特に意識をして使ってそうしているわけではありません。
批判クセがあると言われますが、それは観察したものを瞬時に分析した結果ともいえるでしょう。
辛口意見が多いのは、微細な欠点も見逃すことなく評価してしまうからなのです。
具体性
もしかしたら机上の空論ほど乙女座をイライラさせるものはないかもしれません。
知識を弄ぶばかりでそれを具体的に活用しようとも再現しようともしないのは、乙女座にとってはムダ以外のなにものでもないのです。
知性の高い乙女座は、ただ知識の吸収を楽しむだけでなく、それを具体的にアウトプットしていくことを望んでいますから、中身のない議論だけで終わってしまうのは自己満足に見えてしまうのかもしれません。
現実的に活用できるものにこそ価値を見いだす乙女座は、合理性や機能性をとても大事にしています。
ムダを省くことで、最大限に効果を発揮していきたいと考えるのです。
そのため抽象的なものや合理性に欠けるようなものはあまり好まない傾向にあります。
乙女座の人生の目的/方向性
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乙女座の人生の目的/方向性
現実世界を学ぶ
12星座では、牡羊座で命を授かり、牡牛座で自分の存在を実感し、双子座でこの世界を知覚、蟹座で他者と一体化して、獅子座で自分の個性を確立した後にやってくるのが乙女座です。
一人の人間としてこの世で生きていく前に、学校へ入って具体的な知恵を学んでいく段階だといえるでしょう。
この世界の大まかな情報は双子座の段階で得ていますから、乙女座ではさらに細分化して解析を進めていきます。
乙女座では学ぶことそのものを楽しむのではなく、学んだことをどう現実的に使う事ができるのか?ということが重要になります。
現実社会で生きていくためには、よく観察して、善悪や価値を見極めていくことが必要になるでしょう。
また、たとえ言語が違ってもだれもが理解しやすいように数値化することなども行われます。
人間社会を厳しい目で見つめ正確に学びとっていくことが、乙女座が向かう方向性のひとつといえます。
貢献できることを探す
乙女座の段階は、社会に出て一人前の人間として生きていくために入る高等学校もしくは専門学校のようなものかもしれません。
世の中を精査し、自分にできることは何なのか?ということを考えながら、社会での役割を探していくのがこの段階だといえるでしょう。
獅子座で個人としての可能性を最大限に拡大した後に、乙女座では冷静になって等身大の自分の能力を査定します。
批判的だといわれる乙女座ですが、じつはまず先に、妥協なく自分の能力を推し量ることを行っています。
本当の自分の能力を知っていなければ、社会に貢献するための有意義な活動はできないからです。
ボランティア精神がとくに強いわけではありませんが、専門性を磨き、具体的に社会に貢献したいと感じているといえます。
これは一生を通じた乙女座の生き方の軸になるものです。
間接的な活動は社会貢献に見えないかもしれませんが、社会の歯車となり力強く動かしてくれているのは、実は乙女座のような人達なのかもしれません。
具体的に役に立つ
乙女座にとって、具体的にだれかの役に立つということと、自分の能力を最大限に生かすということはほとんど同じ意味だと言っても過言ではありません。
なぜなら、それこそが乙女座が目指す人生の最終目標でもあるからです。
ただ表面的に仕事をこなすのではなく、持てる能力を具体的に発揮することができたならそれほど充実感を感じることはないでしょう。
乙女座にとって能力を認められるということは、現実社会で生きる意義と自分の存在をも受け入れられたということですから最大の賛辞に等しいのです。
人の役に立ち結果的に喜んでもらえたら…と願うことは、社会に対するサービス精神の表れといえるかもしれません。
乙女座がしてはいけないこと
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乙女座がしてはいけないこと
空想の世界に籠る
空想の世界に籠ってはいけないと書いたものの、じつは乙女座には少女のように夢見がちなところがないわけではありません。
心の中のファンタジーを自由に楽しみ、現実社会では成し得ないような乙女な夢を楽しんでいたりします。
しかし、大人になっても空想は残るものの現実的な生活のほうにどんどんウェイトが置かれていきます。
創造力を高めたりイマジネーションを広げるために空想の世界に浸るほうがよい星座もありますが、乙女座の場合、それはあてはまりません。
現実の世界にまで空想を持ち込んだり、空想の世界に浸りすぎるようになると乙女座特有の能力も才能も発揮されにくくなるからです。
夢の世界に戻るのは一時の癒しにしておいて、現実の世界でバリバリ働く方が乙女座らしさや生きがいを見つけやすくなるでしょう。
カリスマを目指す
乙女座でありながら強いカリスマ性を持っている人は大勢いますが、そういった人達の多くは、自らカリスマになろうと思っていなかった可能性があります。
自分の能力を最大限に生かして、コツコツ努力を続けていった結果、その才能に周りが魅了されるということはあっても、実際以上に自分を大きく見せようとしたり、自己表現のために自らカリスマを目指してはいけないのです。
カリスマというのは能力が高いだけでなれるものではなく、独特の強い吸引力がなければなりません。
いくら能力が高くても、乙女座がカリスマになることを目指したなら本来の生き方から外れてしまい、本当の実力を発揮することはできなくなってしまうでしょう。
もしそういった立場を望むなら、超人的な努力を重ねて、専門分野で頂点を極めるしかありません。
素晴らしい仕事をつづけることで、人は自然とついてくるようになるでしょう。
大きすぎる目標設定
勉強をする時も、キャリアアップをのぞむ時でも、常に具体的な目標をたてることが乙女座には重要です。
乙女座にとって、大きすぎる目標や漠然とした願望というのは「絵に描いた餅」にすぎません。
乙女座は、実現可能なことにしか興味をもたない傾向があるので、大志を抱きすぎると自ら設定した目標に負けてしまう可能性があるのです。
とくに若い頃は大きな夢を持ちやすいかもしれません。
もし、実際に大きな仕事をしていたとしても目標は具体的に小さなものを積み上げていくべきでしょう。
ただ漠然と「世界の役に立ちたいなぁ…」なんて大雑把に考えていると、いつまでたっても自分らしい生き方はみつかることはないでしょう。