魚座の心の強さと弱さ




魚座の心の強さ

慈愛と思いやり

困っている人を見ると、知らない人でも声をかけたり励ましてあげたくなるのが魚座です。

すぐに行動するのが苦手なほうなので実際には声をかけられなかったりしますが、心の中ではずっと心配していたりします。

相手がだれであっても慈愛と思いやりの気持ちを持つことができるのが魚座のやさしさだといえるでしょう。

その人に気に入られようとか見返りを求めることなく純粋な気持ちで他人に同情してあげることができるのです。

そんな魚座のピュアな気持ちは人の心に響きやすく、ただそばにいてくれるだけで自然な癒しを感じられるかもしれません。

魚座にとっての弱点は「愛」ですが、その強さもまた「愛」に基づいたものだといえます。

本当に守り抜こうと思ったときの魚座の信念はどんな人にも打ち負かせないような強さを秘めているのです。

包容力がある

良いものも悪いものも、優れているものも劣っているものも、すべてを自分の中に取り込む包容力を持っているのが魚座です。

よく魚座は好き嫌いが激しいといわれますが、それは好きなものも嫌いなものも自分の中に一度取り込んでしまっているからです。

本当に嫌いならば無視したり拒否したり完全に心から消去してしまうこともできるわけですが、魚座は決してそうしません。

すべてを受け入れてその混沌の中で自分らしく生きようとするかのようです。

価値基準があいまいな魚座ですが、裏を返せばどこまでも柔軟でいられるということでもあります。

厳しい基準を設けずに、どんなものでも受け入れようとする試みは、寛大で強い心を持っていなければできないことです。



魚座の心の弱さ

情緒が不安定

海のように豊かな感情を持つ魚座ですが、心が乱れるとその感情に飲み込まれてしまうことがあります。

一度に沢山のことが起こると混乱しやすく、冷静さを失ってしまいやすいのです。

思考や感情をすばやく整理するのが苦手なため、極端な場合にはヒステリック状態に陥ってしまうこともありえます。

そうなってしまうと周囲の人がどんなに理性的なアドバイスをしても聞き入れなくなり、自分だけの世界に引きこもってしまうでしょう。

矛盾した行動に出やすいのも魚座の特徴ですから、場合によっては人間関係に影響が出てくる可能性もあります。

自分の世界に引きこもってしまった魚座は妄想的な考えを抱きやすくなるため、長引くと現実社会に戻るのが難しくなってしまうかもしれません。

リスクをとらない

絶対的価値観というものを持たない流動的な魚座は、行動にブレが生じやすいといえます。

何が何でも成し遂げようというような意志はあまり強くなく、石に齧りついてでも頑張ろうとする気持ちは薄いほうです。

依存心が強い魚座は「自分も頑張るけど・・・だれかがサポートしてくれたらいいなあ」なんて思っているかもしれません。

自らリスクをとって新しいことにチャレンジして行くというのは心配性の魚座にとっては限りなくむずかしいことです。

そのため魚座が成功している背後には、影の実力者のようなアドバイザーがいることがよくあります。

リスクを負ってまで挑戦しない魚座ががんばれるのは、他者の存在がある場合なのです。

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